NEWS blog|コーヒー・キャラウェイ

出荷一時停止のお知らせと、6回目のありがとう。

2006年9月に自宅で焙煎を初めてから、かれこれ8年。
小さな焙煎機の煎っ太郎(製品名)、たった1台でコーヒー豆を焼き続けてきました。
さすがに彼もお疲れが出たようで、しばしメンテナンスの旅に出ることになりました。
(あれから8年、私も少々くたびれて来ましたが・・・)

それに伴い、12/5(金)〜9(火)までの間、コーヒーの出荷をお休みさせて頂きます。
12/3(水)までのご注文分は、なるべくそれまでに出荷する予定ですが、
もしご注文が重なった場合には10日以降とさせて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

+ + +

実店舗を始めたのが2008年の12月5日。
今年6回目の記念日は、煎っ太郎と離れて過ごすことになりました。
例年、何かしらのお祝いをしてきましたが、
今年はいつも通りの営業をしようと思っています。
(翌日6(土)はお休み頂きますので、どうぞご注意くださいませ。)
翌週からは、毎年恒例・milky pop.展が始まりますので!
楽しいこと、賑やかなことはその時までおあずけに。

皆様のおかげで、気がついたらここまで歩んで来られました。
煎っ太郎と共にとは言え、何もかもがひとりの自営業。
ひとりでありながらお客様と、仕事仲間と共に作るのがお店であって。
笑ったり笑われたり、傷ついたり傷つけたり。
時には胸を張って握手をして、お別れには笑顔で手を振って。
あの場所に小さな光を灯し続けるために、私は店に立ち続けます。
いつまで続くかは分かりません。だからこその、大切な今日。
なんでもない日も記念日でも、変わらずコーヒーを入れています。
またコーヒーを飲みたくなったら、coffee carawayにいらっしゃいませ。

2014.11.29 Saturday|今日のひとこと09:30

『カップと本棚』(cups and bookshelves) 秋冬号



私は子供の頃から本好きで、小説やエッセイ中心に色々読んできました。
好きな作家を見つけると、その人の著書を一通り読む癖があります。
新しい作家との出会いは常に求めているけれど、
失敗を恐れて、なかなか手を出せなかったりもします。
新刊は旅に出るときや特別な日に手に入れる贅沢品で、
主に図書館や古本屋に通い、通勤の途中や眠る前のひととき、
日々本に触れて過ごしてきたように思います。

そんな本好きの私が今年出会った面白い本屋さん。
それが学芸大学・SUNNY BOY BOOKSです。
ちょっと離れたところにある2つの店だけど、何か一緒に出来ないか?
と声を掛けて頂いて、生まれたのがこの「しんぶん」でした。
壁新聞みたいに気軽な、身の回りのことを書く新聞。
子供の頃、何か書く人になりたかった夢がフリーペーパーという形で叶いました。
素敵なイラストを描いてくださった松田水緒さん、
編集室長のSUNNY BOY高橋さん、どうもありがとう!

「カップと本棚」、そこに注がれる楽しい夢と小さなメッセージ。
まだまだこれから、ですが、良かったらお手にとってください。
通販の方には、コーヒーと一緒にお届けしています。

カップと本棚
発行:「カップと本棚」編集室
デザイン・レイアウト:「カップと本棚」編集室
編集:「カップと本棚」編集室
表紙絵・題字・マンガ:松田水緒
写真:林由貴
体裁:A4サイズ 三つ折り

目次
「僕はひとりで小さな本屋をやっている」/SUNNY BOY BOOKS  1
「coffee carawey Q&A SUNNY BOY BOOKS」   2
「Ms.キャラウェイとサニーボーイの日々雑記」   3.4
「古本の思い出 ? -E 書店- ?-自意識と没頭のあいだ-」/ coffee carawey   3.4
「デカップとBOY」(四コマ漫画)/ 松田水緒 September-Cowboy   4
2014.10.17 Friday|今日のひとこと17:39

【お知らせ】夏季休業のご案内

8月の営業についてお知らせいたします。

◎Webshop
 8/9(土)〜14(木)の間、ご注文・お問合せへの返信、出荷などの業務を
 お休みさせて頂きます。
 休業前の最終受注日は8/8(金)まで、出荷再開は15(木)となります。
◎実店舗
 通常の日、月、火のお休みに加え、13、14日もお休みさせて頂きます。

ご不便をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。
2014.07.30 Wednesday|今日のひとこと14:19

酸味派vs苦味派?スペシャリティコーヒーと仲良くする方法

コーヒーの世界に足を踏み入れて約10年。
まだまだ私など新参者…とは思うのですが、
ここ数年、この頃のコーヒーの世界の変化の早さを感じ
「自分はこの世界で、古い方の感覚・知識の人間かもしれない」
と思うことが度々ありました。
そこで、特に店を改装して"コーヒーショップ"となってからは、
意識して新しい知識に触れるように心がけてきました。
これまでの「香ばしく、コクのあるコーヒー」を求める方だけでなく
「フレッシュで果実のような」「産地や豆本来の個性が明確な」
新しいコーヒーの流れ、"スペシャリティコーヒー"を志向する方との出会いも増えました。

現在当店が材料としている豆はスペシャリティコーヒーです。
つまり、『特別に高品質(=スペシャリティコーヒー)』という評価基準を
クリアした豆を焙煎して、販売しています。
ですが、販売しているコーヒーはいわゆるスペシャリティコーヒーではないとも言えます。
なぜなら、特定の条件をクリアして初めて"スペシャリティコーヒー"と
名乗れるとされているからです。
例えば産地情報の開示、シングルオリジン(ブレンドしない)であること、
素材の個性を表現した焙煎(浅煎り)をしていること。
当店の目指すコーヒーは、これらの条件を常には満たしていないためです。

"スペシャリティコーヒー"というのは、コーヒーそのものではなく
ひとつの思想なのだと思います。
元々はコーヒーを提供する側の生産者への要望であったものが、
(混ぜ物のない、履歴が明白な、粒の大きさなど見た目でなく味の優れたコーヒー)
生産者側の立場が中心となり、その理想が提供者のあるべき姿とされたように感じます。
(生産者がルールに則って作った優良な原料を、ごまかしなくそのまま販売するコーヒー)
これまでの、焙煎者の腕やドリップの技術次第で作り出すコーヒーではなく
コーヒーそのものが品質が良く、誰が入れてもおいしいコーヒーこそが
理想的であるという考え方なのだと思います。
そこでは生産や取引の透明性や、個人の嗜好に拠らない
客観的な美味しさの基準なども前提となっています。
また、誰が入れても同じ味になる器具(フレンチプレスなど)が推奨され、
ハンドドリップでも、抽出時間や量など厳密に統一して
入れる人の技術に影響されない方法が研究されています。
"どこかで長年秘蔵された、どこで取れたか分からないコーヒーを
 店独自の焙煎と技術で提供する…”という、謎めいたコーヒー店。
こう聞くと「どこの昔話か?」と思われるかもしれませんが、
つい最近まではこの東京で、主流であったり、名店と呼ばれる店のやり方でした。
今もそういうコーヒー店を愛する方々は多いと思いますが、
徐々に、新しい流れがこの常識を変えつつあるのが現状です。

消費者としての私は今も、昔ながらのコクと甘みのある、
ハンドドリップのコーヒーが好きです。
ですが、"スペシャリティコーヒー"の考え方を学ぶにつれて
その魅力も十分に感じられるようになりました。
豆の個性を生かした浅煎り焙煎のコーヒーも、最初は飲みにくくても
さっぱりと入れたり、アイスにすることで飲みやすくなる。
当店でも、定番の中煎り〜深煎りのラインとは別に、
時折期間限定として、浅煎り寄りの
素材の特徴を生かしたコーヒーもご紹介するようになりました。
「素材はスペシャリティクラスで、焙煎と味作りで店ごとの個性を表現する」。
それが今私の考える、理想的なコーヒーなのです。

ただ学ぶほどに、2つのコーヒーの間にある深い溝について
改めて考えるようになりました。
ひとつの例として、スペシャリティコーヒーの世界は深煎りを認めず、
古くからのコーヒーファンは酸味が強いものは抵抗がある…。
この2つは相容れないのだろうか?いずれ新しいコーヒーが凌駕するのだろうか?

しかし、私はふとあることに気づきました。あまりに当然で、これまで見逃していたこと。
「ハンドドリップで入れるコーヒーは、フレンチプレスより酸味が強調される」
おそらくこんな単純なことが、旧来のコーヒーファンから
新しいタイプのスペシャリティコーヒーを遠ざけているのではないだろうか。
そしてその逆に、フレンチプレスでコーヒーを味わう人たちも
「プレスで飲む深煎りコーヒーはおいしくない」というような理由で
かつてのコーヒーを避けているのではないだろうか?
それぞれのコーヒーに適した淹れ方をすることで、違ったおいしさも楽しめたら
お互いにもっとコーヒーを楽しめるようになるのではないでしょうか?

そんなわけで、今日は私の見つけたちょっとしたヒントをお伝えします。
旧来のコーヒーファンのための、"スペシャリティコーヒー"を
ハンドドリップでおいしく飲むための方法です。
この淹れ方をすることで、十分にコーヒーの果実感を味わいながら
酸味は穏やかで、濁りの無いコーヒーを楽しむことが出来ます。
「今ひとつ酸味系のコーヒーは苦手で…」という方も、
もしかしたら新しい味の世界に出会えるかもしれません!

【KONOドリッパーを使った、フレンチプレス風ドリップ】(1人前)
 (材料)スペシャリティコーヒー、あるいは浅煎りコーヒー 20g
     やや粗挽き、お湯は85度以下

・ドリッパーにペーパーフィルター、挽いたコーヒーをセットし、
 全体に少量のお湯を注ぎ、30秒〜45秒ほど置いて粉を蒸らす。
・ドリッパーのふちまでお湯をたっぷりと注ぐ。
・ドリッパー内をスプーンなどでかき混ぜる(!)。
 粉はお湯に浮いているので、案外すんなり混ざりますよ。
 長く混ぜるほど雑味も強くなるので、3、4回ほど軽く混ぜる。
・サーバーに180ml落ちるまで、数回に分けてお湯を注ぐ

→【補足】
 ちなみに「かき混ぜる」という方法は、アメリカ西海岸地域のコーヒー店で
 実際に行なわれているというPour Over(ハンドドリップ)の方法にヒントを得ました。
 この方法を聞いたときには、何のために混ぜるのかがぴんと来ず、試してみませんでした。
 今回、フレンチプレスのようにドリップする方法を考えていたところ
 「かき混ぜる」ことを思い出しました。
 プレスでもカッピング(味のテスト)でも、挽いたコーヒーにお湯を注いだ後
 味を引き出すためにかき混ぜるのですが、
 それが"ろ過式(ハンドドリップ)"ではないコーヒーの抽出方なのだ!
 とひらめいたのでした。
2014.07.04 Friday|今日のひとこと15:57

GW期間中の営業について

◎実店舗は通常通り、水曜から土曜の営業です。
 ただし、5月は7(水)にお休みを頂きます。

◎通販につき、5/4〜7は休業させて頂きます。
 出荷・メール返信は、8日以降となりますので
 何卒ご了承くださいませ。

ご不便をおかけして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
皆様のお越しをお待ちしています!
2014.04.25 Friday|今日のひとこと09:31

年末年始の休業のお知らせ

◎12/26(木)〜2014年1/6(月)まで、休業させて頂きます。
 本年もご愛顧いただき、ありがとうございました!
 来年もどうぞよろしくお願い致します。

<通販>
 ご注文最終受付は、23(月)までとなります。
 最終出荷日は25日です。
 休業中のご注文受付は可能ですが、
 メール返信等は1/7(火)以降とさせて頂きます。
 出荷再開は、年明け1/8(水)からとなります。

<実店舗>
 年内は25(水)まで営業します。(日〜火曜休み)
 新年は1/8(水)から再開となります。
2013.12.08 Sunday|今日のひとこと09:32

最後の、夏。



いよいよ今日から、当店での写真展が始まります。
kahoring改め八木香保里さんとしての最初の、そして最後の当店での展示になりました。

彼女とこの夏以降のことを打合せしていた時、
彼女自身が今年を挑戦の年と考えていることを聞きました。
今この場所で話していても、目線は遠くに向かっていて。
そしてなんとなくですが私は、今回の展示のことを皆さんにご紹介するのは
実際に彼女の作品を見てからにしようと思っていたのです。

昨日搬入が終わってからの、ロスタイムのような会話の中で。
彼女が、もう今後はうちの店での展示はしないと考えていることを打ち明けたのです。
・・そう来たか。

私にとってアーティストというのは、憧れるけれど自分とは相反する存在です。
制約の中で、最大限のパフォーマンスで応じるのが職人だとして、
アーティストは、その制約を壊し、乗り越えていく存在だと考えています。
そして彼女は、真にアーティストになることを決断したのだと思います。

今から5年ほど前、街のすみっこに小さな場所を持った私は
誰かを応援するなんて力も無く、むしろ力を借りる形で
何人かのアーティストの方々と、いくつかの祭りを催してきました。
一夜で終わるものもあれば、何度と繰り返される祭りもありました。
kahoringさんとのお祭りも、夏が来るたびにやってくるものだと思いかけていました。
ですがなぜか今年6月に、私に届いたテーマは"The End Of Youth"でした。
それが何を意味するかも分からず、私は彼女にそれを伝えていました。
ですがその時彼女の中では、すでに終わりは始まっていたのでしょうね。


この頃の私は、どんどん身軽になっています。
もやもやと抱えているだけだった不安と向き合い、変化を続けてきたこの1年半。
次第に、自分から手放すものだけでなくて、色々なものが
秋になって木の葉が散るように、はらはらと剥がれ落ちていくのです。
もちろん驚きもあるけれど、段々馴れてきた気がします。
もう、私は何者にもならなくていい。
アーティストでも成功者でもないし、誰かの頼れる姉貴でもない。
「終わりを受け入れよう それは始まりを意味するよ」
そんな歌が耳をかすめます。

2013年の夏は、こんな夏です。写真展の会期は8/31(土)まで。
さて、みなさまどうぞ、忘れられない夏を。
2013.08.14 Wednesday|今日のひとこと11:30

芝生 夏の蚤の市


2013.7.27 sat.+7.28 sun.
12:00-19:00

楽しそうな夏の企画にお誘い頂きました!
素敵な参加者の皆さんとご一緒できて嬉しいです。
期間中、あいにく私は店頭にはおりませんが(土曜はてふてふ喫茶!)
ふらりと現れる時もあるかもしれません。。?
皆様是非、楽しいお店が立ち並ぶ、
経堂・すずらん通りに足をお運びになってくださいね!

<以下、芝生さんサイトより引用です。
 詳しいお店の情報につきましては、こちらのリンクよりご確認ください。>

今年もやってきました、夏の恒例芝生夏の蚤の市。
作家さんやお店さんのとっておきな掘り出し物やB級品、私物などなど、盛りだくさんで楽しい蚤の市です、
どうぞお見逃しなく。
おやつ屋ハイジさんの焼菓子とざぱんさんの酒粕マフィンもやってきます。

[出品者]
あゆみ食堂
unpeu(遠藤順子)
イナキヨシコ
オギハラナミ
おやつ屋ハイジ[焼菓子]
kick FLAG
暮らしの道具の店シマシマヤトーキョー
coffee caraway
さいとうよしみ
坂本千明
ざぱん[酒粕マフィン]
ciita
しごだよう(死後+うえのよう)
日本郵趣エージェンシー
はと
ハルカゼ舎
堀口尚子
mozolasika
輸入雑貨店nico

*蚤の市では手提げ、袋が足りない場合がありますので、
お買い物バッグ持参など、ご協力をお願いします。
2013.07.16 Tuesday|今日のひとこと15:36

「私と暮らしの道具」 に記事を書かせて頂きました



下北沢の、暮らしの道具の店「シマシマヤトーキョー」さんにお声掛け頂き、
お店のサイトで連載されている読み物、「私と暮らしの道具」に
僭越ながら・・記事を書かせて頂きました!
自分のブログなどで気楽に思いのままを書くときと違い、
テーマを頂いて書くのは本当に緊張するものでした。
読み物としては、道具の説明ばかりになってしまって恐縮なのですが、
改めてKONOドリッパーに惚れ直すきっかけにもなりました。
貴重な機会を下さったシマシマヤさんには、本当に感謝しています。
よろしければ、皆様どうぞお読みになってください!

 →記事のページへ
2013.05.28 Tuesday|今日のひとこと19:46

今年もありがとうございました!

今年も、いよいよ今日でおしまいですね。
間もなく、新年。
新しいノートを開くように、真っ白な日々が待っています。

今年はどんな1年だったかな?と、ひと月ごとに振り返ってみました。
起承転結、あぁ、この出来事がここに繋がってるんだな、と思うことも。
そして、いっそう今年はコーヒーと店に向き合った1年だったなと知りました。
大きな挑戦もしたし、ぐらぐらと迷い悩んだ時もありました。
でも、一人ぼっちになることはありませんでした。
昨年から今年にかけて、距離を置くことになった方も何人かいました。
それでもいつもそばで共に歩んでくれる人、時々声を掛けてくれる人。
懐かしい人も、遠い存在の人も、それぞれの方が力を分けて下さいました。
人に触れて、人に頼って、人から学ぶ1年でした。
仲良し、とか仲間では無いかもしれない。
それほど愛される資格もないかもしれない。
それでも許して、手を貸してくれる人たちがいたこと。
そのことに、とにかく感謝することしか出来ずにいます。

正直に言うと、ある時「コーヒーから離れてみたらどうなるだろう?」と考えました。
もっと他の、人に喜ばれる生き方があるのではないか。無理を通そうとしているのではないか。
でも今は、「コーヒーから離れて、どうするっていうんだろう?」と思います。

コーヒーを仕事にするなんて、私のわがまま以外のなんでもないのです。
それでも私のコーヒーを楽しんだり、面白がってくれる人がいるなら。
もうちょっと、続けさせてください。来年も、出来たらその先も・・。
一緒に、日々を楽しみましょう。
今年もありがとうございました。また来年も、よろしくお願いします!
2012.12.31 Monday|今日のひとこと11:01
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