NEWS blog|コーヒー・キャラウェイ
西尾勝彦朗読会「朝の光のなかで」※受付終了
※誠に恐縮ながら、こちらのイベントは満席となりました。
同日午後には西尾さんの詩を読む「読詩会」(ご本人は不在です)も開催します。
追って当ページとInstagramに詳細を載せますので、よろしければご検討ください。
◎4/28(日)10:00〜11:20 受付終了
参加費1500円(コーヒー付)定員8名程度
会場 coffee caraway https://c-caraway.com
東京都目黒区五本木2-13-1
(東横線祐天寺駅より徒歩4分)
詩人・西尾勝彦さんに、ご自身の作品の朗読をして頂く会です。
終了後はコーヒーを飲みながら、西尾さんとお話し頂ける時間もございます。
〈西尾勝彦さんプロフィール〉website
京都生まれ。現在、奈良市在住。森のそばで詩を書いて暮らしています。作品集に『歩きながらはじまること』、『場末にて』、『ふたりはひとり』、『のほほんと暮らす』(すべて七月堂)など。
【お申込み方法】受付は終了しました。
coffee caraway 15years
◎2023 年12月1日〜
※当店の15 周年(12/5)を記念して、12月は2つの企画をしています。
音楽会はご予約制です。詳細をご確認の上こちらよりお申込みください。
日々皆様に支えて頂き、お陰様で15周年を迎えることが出来ました。
心より感謝申し上げます!!
これからも変わらず、皆様に喜んで頂けるコーヒーを作っていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
そして!この特別企画で皆様に一緒にお祝いして頂けたら、大変嬉しいです。
詳細は随時このページに追加して参りますので時折チェックして頂けたら幸いです。
<内容>
◎12/1(金)〜
・15 周年特別ブレンド Fulcrum【フルクラム】販売
当店の過去と現在を繋ぐユニークな取組みによるブレンド。
秘境珈琲さんとのコラボレーションです。
ご予約は11/23(木)締切です。ご注文はお早めにどうぞ。
・写真展示
八木香保里さん撮影による当店の写真を店内に展示します。
◎12/3(日)15−18 時 音楽会@fluss(尾山台)「coffee days 5487」
コーヒー片手に静かに味わう音楽と朗読の会(ご予約制)
※会場が当店とは異なりますのでご注意ください。
(前半)コーヒーと焼き菓子のコーヒータイム、
お菓子と雑貨の販売、写真展示
出店
お菓子 ruriBAKE
スワッグ等の花雑貨 tocolier
写真 八木香保里
(後半)音楽と朗読「coffee days 5487」
出演 扇谷一穂(歌・朗読) 坂ノ下典正(ギター)
店から眺める光景
今の場所に店を開いて今年で8年になります。
朧気な記憶では、開店の前にご近所様に挨拶の手紙を届けましたがゆっくりお話しするタイミングもなく、なんとなくのスタートとなってしまい現在に至ります。
なのでお向かいのお宅でも、店の窓越しに目が合うことがあっても会釈をする程度。それでも毎日向かい合っていればご家族の様子や生活のリズムなどなんとなしに伝わります。
ふと… 今からでも声をお掛けしてみたら。などと想像することもありますが、なかなか勇気が出ずにいます。
当店の大きな窓は、前を通る方々を映すスクリーンのような気がすることがあります。それは、ただドアを開ければ目の前に居るはずの人達が、映写機に映し出された光のような気のする景色です。時に誰かと目が合ってしまう時、私はどんな顔をしたら良いのか分からなくなってしまいます。
店の前を通り過ぎる人達にはこの店はどんな風に見えているんだろう。存在すら気に留めない人、見て見ぬ振りの人。私に気付かぬ体でじっくりと店内を眺めて通る人など。それでもなんとはなしに、この光景に親しみを感じているこの頃です。
2022年 ありがとうございました!
本日12/28、仕事納めという方も多いでしょうか。
当店も本日にて年内終了とさせて頂きます。
いつも年の終わりには1年を振り返るのですが、
今年はなんだかサボってばかりで何もしてこなかった気がしていました。
でも、まとめてみれば毎月あれこれやっていたようで→2022年まとめ
改めてご一緒してくださった皆様に感謝。お楽しみ頂けたなら幸いです。
この1年、実店舗は日・月曜の定休日のほか木曜もお休みを頂いていました。
休みは店内企画の準備に充てたり新たな方向性に繋がるような勉強もしてきましたが、目的はそれだけではありませんでした。昨年春頃から、カフェのお客様が減ったと感じたことが最大の理由かもしれません。
コロナ禍ですべてが一変した2020年春、急にお客様が増えた時期がありました。在宅勤務となった方々からの通販のご注文も増え、利益的には向上しました。しかし、私の心の戸惑いは大きなものでした。
日々変化する状況に対応しつつ、それでも店として守りたいものがあったのです。コーヒーと過ごす穏やかな時間や、私も含めてそこに居る誰もが安心できる環境など。
新規のお客様が増える中で頑なに自分の城を守ろうとした結果、私は守りたかったものを自ら壊してしまったのかもしれません。一過性の混雑が落ち着くと、以前よりもお客様の来店が減っており、後には何人かの常連様も去っていきました。原因はカフェを利用していた方々の行動形態の変化もありますが、店として反省すべきことは山ほどあり、自分の至らなさ、弱さを責める日が続きました。自分の店なのに、居ることが、辛い。
私はここから立ち去るべきではないだろうか。コーヒーは焼き続けたいけれど、笑顔でお客様を迎えることが出来ない。店を離れることで変わることもあるかもしれない。そう思い、昨年11月から営業日を減らして現在に至ります。月末に収支を振り返り、これで良かったかと迷うこともしばしば。時間帯で工夫しようと夜営業にも挑戦しました。同時に店以外の世界に触れる喜びもあり、手応えを感じる部分もありました。
この頃、やっぱり店は暇なのだけれど、変わったなぁと思うことがあります。それはお客様同士の交流が増えたこと。土曜はスタッフさんに営業を任せる日がありますが、私が顔を出すと皆さん和やかに会話されています。
そして、少しずつですが。新たに通ってくださる方や、私のコーヒーを美味しいと伝えてくれる方がいらっしゃいます。こうした変化により、変わらず通ってくださる方々が再び穏やかさを感じられていればと心から願っています。
店を始めて現在15年目。ルーティンに従い日々をこなし、普段は自分の仕事と向き合うこともないものの、こうして振り返れば自分なりの思いや願いを持っていたと気付きました。
ですが、それは頑張れば叶うものでもない。時には手放して、状況に身を任せてみることも良いのかもしれません。この頃「人間万事塞翁が馬」という言葉がよく頭に浮かびます。辛さの真っ只中ではなかなか難しいですが、日々現状を俯瞰して見ることも大切ですね。
さて。こんなところでcoffee carawayの2022年を締め括りたいと思います。最後までお読みくださり感謝します。
ところで皆様はどんな1年をお過ごしでしたか?コーヒー片手に店でそんな話が出来たら良いですね。
お会いできない方も、どうぞゆっくりと振り返る時間をお持ちください。きっとお手元のコーヒーがあなたの思いを聞いてくれています。
今年もありがとうございました。どうぞ皆様、来年も良い1年を。
coffee carawayでした。
コーヒー屋は何を売っているか?
今日は営業中にGREENLife JOURNAL さんがご来店。年始1/9(月)のイベントの打合せをして頂きました。
クッションと壁掛けのマクラメアイテムの展示なので、壁のレールなどの配置やサイズ感の確認など。一点一点、手作りされたマクラメの美しさ、またとにかくクッションもとても可愛いので是非皆様にお手に取って欲しいです。
GREENLifeさんとはお互い店を営む店主同士。ものづくりの傍らwebshopの運営やイベント開催をされているところは当店と共通していて、彼女から日々の取組を聞くのが楽しく沢山刺激を貰っています。
今日印象に残ったのは、彼女が植物を売る時にはマニアックな品揃えを目指してる訳ではなく、ご自身が目指す生活の中で提案したいものを選ぶという話。これは、勝手に当店と通じるところがあるように思いました。
工夫次第では、種類を増やして様々な需要に対応するお店作りも可能ではあると思うのですが、個人店に行く楽しみのひとつは、そのお店の個性を感じることではないかと思います。
置かれた品々、それを載せる棚、照明ひとつとっても、その店らしさが表れると思います。
もちろん当店も皆様にコーヒーを売るのが仕事なのですが、そこに並べているのはコーヒーだけではありません。焼き菓子だったり、コーヒー器具も、1つ1つ置く理由があったりします。壁の色、窓辺の花、そこに流れる音楽も。それら全てが店を形作っています。
今回GREENLifeさんにご持参頂くアイテムには限りはありますが、ひと時皆様にGREENLifeさんのスタイルを感じて頂けたらと思っています。お楽しみに!